なつのいちごを育てる

道の駅にのみや生産者の声 第27回 2015/7

いちご生産 野口 喜一郎

6月の終わり、まだまだ梅雨でじめっとした天気が続いていますが、晴れ間がのぞけばぐっと気温が上がり、夏が近づいていることをひしひしと感じます。今回取材をさせていただいた野口喜一郎さんはなつのいちご、なつおとめの生産に力を入れています。取材を行った日は今年のなつおとめの出荷4回目とのことでした。また、生産者の声で以前に取材させていただいた野口一樹さんのお父様であり、当コーナー初、親子2代で取材にご協力いただきました。

とちひめ

現在は芳賀地方夏秋いちご推進協議会会長としてもご活躍されている野口さんは、5年ほど前からなつおとめの栽培を行っているそうです。なつおとめととちおとめは栽培の過程で大きな違いがあります。それは苗を作ってから植えるまでの保管期間です。通常とちおとめは7月上旬に苗を用意し、9月にはハウスに植え込みます。しかし、なつおとめの場合は7・8月に苗を用意してから翌年の4月に植え込みを行います。この長い保管期間に病気や虫が発生してしまうこともあるので、管理を怠ることはできません。一度アザミウマなどの害虫に付かれてしまうと、いちごの実が変色し、売り物にはならなくなってしまいます。保管期間はとちおとめの収穫時期とも重なり、とても忙しくなる時期もできますが、それでもなついちごを作ることには意味があります。夏の時期、製菓店などに並ぶいちごは輸入品にたよっている状態。国内で生産された質のよいいちごは貴重です。それにいちごの道の駅としてにのみやでは1年中いちごを出荷できることを目指しており、そこにも大きく貢献していただいています。まだまだ知名度の低い夏のいちごですが、生産が盛んになり、多くの方に楽しんでいただけることを目標に生産を続けている方々がいることを取材で知りました。これからの時期道の駅にのみやにお越しの際にはぜひ夏のいちごをお楽しみください。

とちおとめとちおとめいちごハウス

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